1.イニシャルコスト=新築時の建築費
2.ランニングコスト=電気・水道・ガス等の光熱費
3.メンテナンスコスト=内外装の塗替えや貼替、機器類の修理・交換
4.スクラップコスト=解体処分費用

住宅の価格と言えば、新築時の建築費(①イニシャルコスト)が気になりますね! あのメーカーは坪単価?○○万円、こちらの工務店は坪○○万円と比較されることでしょう。また、住宅の性能によって光熱費(②ランニングコスト)に差が出ます。とあるメーカーさんは10年毎に屋根・外壁の塗装・防水工事(③メンテナンス毎≒200万円)を実施する事で保証延長するシステムになっているようです。また、エコキュートやエアコン、太陽光発電パネル、換気システムなど、使用頻度の高い機器類は必ず故障し修理交換が必要になります。永く大切に住んだ住まいも何時かはお役御免となり取り壊す時が来ます。その際に環境に負荷を与える資材なのか、処分に過剰な費用が掛かる(④スクラップコスト)物でないか… 未来の承継者と環境に優しい住まいを建てる責任があると思います。
例えば、35歳でマイホーム(35年ローン)を建て85歳まで長生きしたとします。50年暮らす家を維持する為に掛かる経費を慎重に試算する事をお勧め致します。